2020.08.31

免疫力をUPしやすい身近な野菜の食べ方

同じ野菜でも、食べ方によって期待できる免疫力向上効果が変わってきます。

例えばダイコン(大根)の例を考えてみましょう。

 

ダイコンはアブラナ科の野菜で、よく食べられている根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類されている珍しい野菜です。根・葉共にその特徴に合わせて調理すると良いでしょう。古くから薬草の位置づけで利用され、すずしろの名前で春の七草としても知られています。

生でも加熱しても食べられますが、たくあんやいぶりがっこ、福神漬けなどの漬物や、切り干し大根といった乾物にすることで長期保存ができ、収穫時期以外にも食べられてきました。品種改良も多くされています。

 

 

ダイコンが持つアミラーゼ(ジアスターゼ)という消化酵素は血栓予防や解毒の作用を持っています。ビタミンCも多く含まれていますが、アミラーゼ同様熱に弱い性質を持つので、大根おろしにして(特に汁に多くビタミンCや酵素を含むので捨てずに)摂取すると効果的です。

 

葉に近い部分は汁分が多く甘めで、先端に行くほど辛味が増します。この辛味成分であるアリルイソチオシアネートはカラシなどと同じ成分で、強い抗がん作用でも知られています。

普段捨てがちな葉の部分は、ビタミンA・E・K、葉酸カルシウムなど多くの栄養素を含んでいます。200グラムのダイコンの葉には、含有するビタミンの1日の目標摂取量を達成できてしまうほど栄養豊富です。根の部分と違い、含んでいるビタミンA・E・Kは脂溶性なので、根の生食と違い油で炒めるなどするとより良い吸収が見込めます。

 

また近年注目されているスプラウトですが、その先駆けとも言えるのがダイコンのスプラウトであるカイワレダイコンです。種子の状態よりも発芽に伴う代謝が起こるため多くのビタミン、ミネラル、ファイトケミカルが含まれています。葉に匹敵する程の栄養価を誇るので、葉の部分が入手困難な場合はカイワレダイコンがおすすめです。

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