鑑賞用として伝わった野菜
皆さんは、お野菜のトマトが日本で知られるようになったのは、江戸時代の初めの頃であることはご存知ですか。ただし伝来当時は食べ物としてではなく観賞用の植物として江戸時代の人々に栽培されていました。
明治の終わり頃から徐々に食べ物として認識されるようになったものの、一般の食卓に広まったのはもう少し後と言われています。
現代におけるトマトは、イタリア料理などのパスタやピザなどを含め、皆さんのご家庭のオリジナルレシピなどでも定番メニューなどに数多く登場するお野菜なのではないでしょうか。
サラダなどで生の状態ででいただいても美味しいですが、パスタやスープなどの煮込み料理などで加熱することによってさらなる美味しさが引き出される魅力的なお野菜ですね。
トマトのお料理は日本以外の国々でも、世界中で愛されています。
そしてスペインのトマト祭り。「トマティーナ」と呼ばれるスペイン独自のお祭りの主役は、まさに「トマト」になります。
このお祭りが開催される日、スペインの人々は街中でトマトを投げつけあいトマトまみれになることによって歓喜に包まれているとのことです。
日本ではそのようなお祭りはありませんが、夏になると様々な種類のトマトが店頭に並ぶようになりました。
トマトの酸味とされるりんご酸は胃の働きを助け、さらにはパスタやご飯などの炭水化物に含まれる糖質の消化を促してくれるそうです。また成分として含まれるカリウムは皆さんの体内から余分な塩分を排出し、さらには血圧を低下させるといったような作用が見られるようです。
皆さんの健康を保ちつつ、女性たちの美容キープする上でも注目度が高いトマトは、あらゆる食材との相性も良く、皆さんの食卓でも登場率が高い人気野菜なのではないでしょうか。