2020.04.16

ブロッコリーの栄養について

アブラナ科の緑黄色野菜のなかでも特に栄養素に富んだ野菜がブロッコリーです。ビタミンC・Kの含有率は100グラム当たり100パーセントに近く、また体内でビタミンAに変化するβ–カロテンやルテイン・ゼアキサンチンも摂取しやすい有能食材です。

特に注目すべきは、アブラナ科の野菜類が含んでいるスルフォラファングルコシノレートと呼ばれるファイトケミカルで、摂取する際に咀嚼するとスルフォラファンという物質に変化します。このスルフォラファンが非常に優秀で、体内の抗酸化酵素や解毒酵素を生成する働きを促します。コレステロール排出を増加させるなど肝機能の向上、細胞分裂を活性化させ新陳代謝の促進、ピロリ菌の殺菌による胃癌や胃潰瘍などの改善といった効果が期待できるとも言われているようです。

加齢により黄斑部が傷付くことで視界の歪みや視野の欠けが起こり、悪化すると失明してしまう加齢黄斑変性症という病気がありますが、この予防にも効果的とされています。スルフォラファンには皮膚や眼球が受けた紫外線のダメージを防御する効果が報告されているのです。その他にも高血圧や心臓病の予防に効果的とも言われています。

このスルフォラファンは発芽3日目のブロッコリースプラウトに特に多く含まれています。ブロッコリーそのものも欧米では生のままサラダにすることもあるようですが、日本ではサラダに入れる時も茹でるのが普通です。シチューなどスープに入れたり炒めたりすることも多いかと思います。

しかし、ブロッコリーの栄養素は水溶性の性質を持つものが多く、長時間茹でると栄養素も流れ出てしまう上に味も落ちてしまいます。時短の効果も高く、茎も美味しく調理できるので、電子レンジでゆで野菜にするのが食べやすい状態で栄養をしっかり取れるでしょう。

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